私たちがアップサイクルに取り組む理由

2023年の調査によると、年に一度以上ヨガを行う人は日本に約1,100万人。今やジョギング人口を上回り、10人に1人がヨガを生活の一部に取り入れています。
そんなヨガに欠かせないのが、ヨガマットです。けれど、どんなに大切に使っていても、いつかは買い替えが必要になるアイテム。
私たちは日々、インストラクターやスタジオ運営者として、たくさんのヨガマットとともに時間を過ごしてきました。生徒さんが初めてマットを手にした日の高揚感、練習を重ねた日々、流した汗。思い出が詰まったマットを、ただ「消耗品」として捨ててしまっていいのだろうか。
そんな問いから、「SATANAMA Lab」は生まれました。
SATANAMA Labは、使い終えたヨガマットの素材――吸水性や柔らかさ、通気性といった特性を活かしながら、新たなアイテムへと生まれ変わらせるアップサイクル・プロジェクトです。
マットを原料に戻して再利用するリサイクルではなく、なるべくエネルギーを使わずに“形を変える”ことで、環境にもやさしい選択を届けたい。そんな思いを込めています。
ヨガマットとともに歩んだ時間を、違うかたちでこれからも日常のそばに。
SATANAMA Labは、モノの命を引き継ぐ、新しい習慣を提案します。
Satoshi Miya / Maiko Kurata
SATANAMA Labチーム一同