リサイクルだけじゃない。アップサイクルという、やさしい選択を始めてみませんか?

こんにちは。SATANAMA Labです。 ここ数年、環境問題への関心が高まり、エコバッグを持ち歩く、リサイクルを心がける、地球にやさしい商品を選ぶ… そんなふうに、暮らしの中で「エコなアクション」を取り入れる人が増えてきたように感じます。 私たちは、そうしたアクションのひとつとして、「アップサイクル」という選択肢をもっと広げていきたいと考えています。 とはいえ、「アップサイクルってなに?」という声がまだまだ多いのも現実。 実際、アップサイクルという言葉の意味を知らない方もたくさんいるはずです。 だからこそ、私たちSATANAMA Labは、アイテムや発信を通じてアップサイクルをもっと身近に、そして“自分ごと”として感じてもらえたら嬉しいと思っています。
アップサイクルとリサイクルとどう違うの?
「リサイクル」はとてもみなさんに馴染みのある言葉だと思います。 「アップサイクル」を「リサイクルと似たような何か」と認識している人も多いのではないでしょうか。 どちらも“再利用”という点では共通していますが、実はまったく異なる仕組みなんです。 ▼アップサイクル 定義:捨てられるはずのものを新たな価値のある製品に変える 方法:創意工夫やデザインを加える 環境負荷:比較的低い(加工が少ない) ▼リサイクル 定義:一度使った素材を原料として再加工・再製造する 方法:分別・溶解・再生などの加工工程が必要 環境負荷:比較的高い(加工工程でエネルギー消費がある)

つまり、アップサイクルは、素材の良さを残したまま、新しい価値をプラスすること。対してリサイクルは、いったん“壊して原料に戻す”ことで、別の形に再生する方法です。 どちらも大切な取り組みですが、アップサイクルのほうが環境への負荷が少ないのが特徴です。
なぜ今、アップサイクルが注目されているのか?
気候変動の影響で、ここ数年は猛暑が続き、山火事などの被害も世界各地で相次いでいます。環境問題は、確実に深刻化しています。 環境を守るためにできることはたくさんありますが、「ゴミを増やさないこと」が、私たちにできることの一つ。 リサイクルもその方法のひとつですが、先ほどお伝えした通り、リサイクルには加工工程でのエネルギー消費=環境負荷があります。 そこで注目されているのが、「アップサイクル」なんです。 世界に目を向けると、アップサイクル市場はここ数年で急成長しています。特に北米やヨーロッパでは、食品・ファッション・日用品など、さまざまなカテゴリで年々拡大。 2024年には約611億ドル(約7.8兆円)にのぼり、2037年には約1,287億ドルに達すると予測されています アップサイクルは、これからの選択肢のひとつとして、世界中で注目されています。 ※参考:Research Nester調査 https://www.researchnester.jp/industry-analysis/upcycled-food-products-market/5844
アップサイクルは、「自分にも地球にもやさしい」選択
アップサイクルの魅力は、環境にいいだけではありません。 「自分の手元にあるものを、工夫で活かす」 「気に入っていたものを、別の形で使い続ける」 そんなふうに、自分の心にもやさしいアクションなんです。 「誰かの“いらない”が、誰かにとって”役に立つもの” ”必要なもの”になるかもしれない」 「思い出のあるものを、形を変えてでも大切に使い続けたい」 そんな想いに寄り添えるのが、アップサイクルだと私たちは考えています。
SATANAMA Labのアップサイクル
SATANAMA Labは、ヨガをルーツにもつブランドとして、"自分と向き合うこと”と“地球と調和すること”は、本質的につながっていると感じています。 ヨガには、心と体、そして自然とのバランスを大切にする考え方があります。 呼吸を整え、意識を内側に向けることで、自然や地球とのつながりも感じられる、 そんな“ヨガ的な視点”を、暮らしの中にも取り入れられたらと思うのです。 アップサイクルは、まさにそのきっかけになるアクション。 ちょっと何か行動を起こしたいなと思った方はぜひSATANAMA Labと一緒に始めてみませんか?